*PBMを遊ぶ人のゲームメモ。架空世界の話メイン。
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Private Reaction-“aiueo”-shi
2006-10-31 Tue 01:00
 甘利はるきさまのお題サイト、[リライト]さんから、お題「あいうえお作文」の「あいしてた」をお借りしてきました(もう少し続きます)。
 それに沿って、散文っぽいプラリアを書いています。本当に散文ばっかりですみません(汗)。

 さて、第三回目。「し」。
■「しっした熱が今も手に残っています」

 夜明けに目が覚めた。
 こんな風にして夜が更けていくのは、辛い。
 眠りは浅く、まどろみは密月をさいなむ。あと少し、後数時間。出来れば眠りたい。
 一人のシーツはさらりとして、自分の体温すら生暖かい。

 苛立ち紛れに上半身を起こすと、秋の空気が、それでも少しひんやりとして、彼と汗とを冷やす。

 ふるりと。

 頭を振って。

 手を開く。

 たくさんのことを“して来た”手。
 かつて、“力”を持っていた、手。

 それが何故、今、自分の体についているのか、ふと疑問に思う。
 自分の手は、何を成すためにここについている? “運命”を発動させることの出来ない、この手――この、腕。

 たくさんんことを“覚えて”いる。
 忘れられないことが、そこにある。

 あの、熱。
 求めたのは、自由だったのか――それとも、別のものだったのか。無くしたものは多い。では、得たものは何か。

 失した熱は、今も熱い。

***
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