*PBMを遊ぶ人のゲームメモ。架空世界の話メイン。
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Private Reaction-“aiueo”-a
2006-10-29 Sun 08:16
 甘利はるきさまのお題サイト、[リライト]さんから、お題「あいうえお作文」の「あいしてた」(お題タイトルの頭文字を繋げると、「あいしてた」になる)、をお借りしてきました(素敵なお題を有難う御座います……!)。
 それに沿って、散文っぽいプラリアを書いています。

 第一回目。「あ」。
■「あの日の空色を覚えていますか」

 陽が落ちていく。
 その速度は様々だ。季節によって、心の位置によって、つまりは心の体感速度によって、それは異なる。
 手に持った文庫本。
 何の手がかりも無しに図書館で選んだその本を、密月は閉じる。
 それは恋の話で、幸せな終わり方をしなかったが、それを彼は嫌いだとは思わなかった。

 青かった空は、複雑にその色を変え、やがて朱に染まっていく。

 ――人の胸の内は、こんなんやろうか。

 いつか見た空。
 それを見たのは、自分だったのか。本当に自分だったのか。

 魂の根源を覚えている。
 沢山の人を傷つけて求めた自由は、しかし、自分の信頼を、そして命すら奪った。
 思い、もう一度空を見る。

 あの日の、空色。

 裏切られたのは、誰だったのか。

 心が、落ちていく。

***
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