*PBMを遊ぶ人のゲームメモ。架空世界の話メイン。
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Flower language
2007-05-15 Tue 20:09
 ちょっとだけご無沙汰です。
 青猫さんのブログ「ホリゾントの向こう側。」で、「お題」にそったプラリアが次々アップされていくのが楽しくて(って、事の発端は私のプラリア更新だったのですが/有難いことです)、またひとつはじめてみることにしました。
 同じ名前の書記さんがいたらごめんなさい……な、花言葉シリーズです。プラリアを読むのがお好きな方は続きを開いてお読み下さい。

 こそりと道覚くんをお借りしました。
 おかしいよ! って所がありましたら、申し訳ありませんがお知らせ下さい。すみません(勝手に/汗)。


Lily-of-the-Incas
***
 夕日に照らされて、蜂蜜色の髪が揺れる。
「おおきに、な」
「いいえ。――みつき先輩」
 道に伸びる影はふたつ。
 先輩であるはずの腕密月(かいな・みつづき)よりも、後輩であるはずの金剛道覚(こんごう・どうかく)の方が背が高く、当然、道に伸びる影も長い。
 みつき先輩、という、道覚だけが呼ぶ呼び方を、密月は嫌いではなかった。どこか特別なようで嬉しい。幼い頃、転校してきた後輩が、やはり愛称で呼んでくれたことを思い出す。密にぃ、と呼ばれると、途端にひとつもふたつも大きくなったような気持ちになって、とても嬉しかったものだ。
 想い出を辿り――道に落ちる影を見て、しかし。密月は少しだけ気落ちする。
「……背ぇ高いなぁ、道覚はん」
「えっ? そう、でしょうか。普通だと思いますけど……」
「……」
「ひょっとして、気にしてらしたんですか?」
「ん、いや、気にしてぇへんよ」
「そうですね、みつき先輩、そのままで十分可愛らしいですから」
「っ、ちゃうねん、伸びんでもかめへんって事とちゃうねんで?!」
「そうですか?」
 そのままでも良いのに。
 小首を傾げる道覚の長い髪も、また、揺れた。

 ――もうじき、冬が来る。

***
 百合水仙
 花言葉「柔らかな気配り」
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